2021/5/16 修斗 内藤太尊選手対宇野薫選手 プレビュー

2021年5月16日、東京・後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦に宇野薫が出場。かつて修斗で激闘を繰り広げた佐藤ルミナの弟子・内藤太尊と対戦する。

宇野にとっては、これが1年半ぶりの試合。対する内藤は今年1月、環太平洋チャンピオンシップでSASUKEに敗れてからの復帰戦だ。

プロデビューから25年、46歳となった宇野がどんな試合を見せるのか。内藤がレジェンド越えを果たすのか、注目を集める。

フェザー級 5分3R
内藤太尊(roots/修斗世界フェザー級9位)
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宇野 薫(UNO DOJO)

戦績データ

■内藤太尊
MMA戦績:10勝8敗1分
最近5試合:
2021年1月31日 ×SASUKE by RNC
2019年7月15日 ○青井 人 by KO
2019年3月24日 ×工藤諒司 by 判定0-2
2018年12月15日 ○鈴木淑徳 by KO
2018年4月7日 ×キオ・マイヤー by 判定0-3

■宇野 薫
MMA戦績:34勝20敗5分
最近5試合:
2019年11月24日 ○マーカス・ヘルド by RNC
2019年5月6日 ×デュアン・ヴァン・ヘルフォート by 判定0-3
2017年4月23日 ×斎藤 裕  by 判定0-3
2016年4月23日 ○ファン・チョンホ by RNC
2015年7月6日 ×大澤茂樹 by KO

宇野薫のプロデビューは1996年10月、ここまで25年に渡って修斗~MMAで戦い続けてきたことになる。対戦相手の内藤にとっては、まさに“レジェンド”であり、かつてテレビで試合を見ていた“憧れの選手”だった。 それだけ長く戦い続けてきたなかで、ここ数年の宇野の戦績は、決して芳しいものとはいえない。

2013年からVTJを中心に6連勝、しかし2015年以降は6戦して2勝4敗――46歳という年齢を考えれば当然のことながら、試合間隔もだんだん長くなってきた。 内藤は、その宇野について「経験値もあるし、何かしら一発を持っている選手」と警戒する。

宇野の一発とは、バックを奪われるなど困難な状況に陥っても最後は巻き返してRNCで仕留めるという、“宇野薫らしい”試合だ。 2019年11月のマーカス・ヘルド戦も、この形で勝利を収めている。

一方の内藤も、同様に“一発を持っている”ファイターだ。 幼稚園の頃からフルコンタクト空手を学び、アマチュア修斗を経て2014年にプロデビュー。試合では打ち合い、倒し合いを繰り広げた末、勝っても負けてもKOか一本による決着が大半を占める。

内藤自身が「やるか、やられるか」と言い、戦績が示すとおり、そのファイトスタイルは危うさも持ち合わせている。

2019年7月の青井人戦でも、青井のテイクダウンとサブミッションに苦しめられながら、スクランブルを制してパウンドで仕留めた一方で、先の環太平洋チャンピオンシップ・SASUKE戦では打ち合いの中で相手の打撃とテイクダウンに飲み込まれ、最後はRNCで敗れた。

現状を考えると、どちらも危うさがありながら、得意のパターンに持ち込めば一発がある――という両者の対戦となる。

内藤が序盤から仕掛け、打撃でダメージを与えるも、宇野がテイクダウンで切り返してバックを狙う。かと思えば、内藤がトップを奪ってパウンドを落としていたら、再び宇野が有利な体勢に―― たとえどちらかが窮地に立たされる場面があっても、その直後には試合展開が変わっているかもしれない。

んな予想もつかないハードファイトになる可能性を持つファイター同士。激闘必至の一戦だ。

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