2021/3/20 修斗 後藤丈治選手 対 魚井フルスイング選手 プレビュー

2021年3月20日、東京・後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦にて、魚井フルスイング×後藤丈司の一戦が行われる。

魚井フルスイングは、プロ修斗でKO勝ちの山を築きながら、RIZINにも参戦しているファイター。

対する後藤は、北海道のジムで格闘技のキャリアをスタートさせ、現在はPRIDEのリングで活躍した長南亮が主宰するTRIBE.TOKYO.MMAに所属し、こちらもKO率が高い。

KO決着必至のマッチアップ。相手をマットに沈めるのはどちらだ!?

65.8kg契約 5分3R
魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
×
後藤丈治(TRIBE.TOKYO.MMA)

戦績データ

■魚井フルスイング
MMA戦績:23勝9敗4分
最近5試合:
2020年8月10日 ×元谷友貴 by ギロチン
2020年1月26日 ×手塚基伸 by TKO
2019年9月22日 ×田丸匠 by 判定2-1
2019年6月2日 ○カナ・ハヤット by TKO
2019年5月6日 ○加藤ケンジ by KO

■後藤丈治
MMA戦績:10勝4敗1分
最近5試合:
2020年12月20日 ○服部賢大 by KO
2020年9月19日 ×藤井伸樹 by 判定3-0
2020年8月17日 ○祖根寿麻 by ギロチン
2020年2月16日 ○力也 by TKO
2019年9月23日 ○道端正司 by RNC

 

現在3連敗中の魚井にとって、この試合は正念場。一方の後藤にとっては、ランキング入りを目指すためにも重要な試合となる。

魚井フルスイング、後藤丈治はともに、その勝利の多くがKOによるものだ。

サウスポースタンスから繰り出す打撃を中心としたファイトスタイルという点では似ているが、その打撃のスタイルは大きく異なっている。

魚井は“フルスイング”というリングネームどおり、クラウチングスタイルから放たれる豪快なパンチで、数々の相手をマットに沈めてきた。

対する後藤はアップライトで構え、左右のミドルからパンチにつなげて倒す。そのファイトスタイルには、地元・北海道で所属していたキックボクシングジムの影響もうかがえる。

魚井にとって、後藤のように蹴りを中心に試合を組み立てるファイターは相性がよくない。テイクダウンされた際に腕を負傷して敗れた手塚戦を除けば、最近では田丸戦と元谷はいずれも、ローやミドルから試合を組み立てる相手に、蹴りを受けてからテイクダウンされ、結果は判定負け。

これまで後藤が、そこまでテイクダウンの攻防で優位な面を見せていないとはいえ、左右のミドルで削ったあと、消耗した魚井をグラウンドへ引きずりこむシーンもあるだろう。もちろん、その前に最も得意とする左ストレートが魚井の顔面を捉える可能性も高い。

では、後藤にとって魚井が相性のよい相手かといえば、決してそうともいえない。ポイントは、顔面へのパンチに対する後藤の対応だ。

先の服部戦で、相手のミドルからのオーバーハンドが後藤の顔面をかすめる場面が幾度か見られた。相手のパンチはバックステップでかわしているため、クリーンヒットはなかった。しかし、魚井が攻撃を上下に散らしながら、顔面にフルスイングしてくると――その可能性は十分にある。

ただ、魚井にとっても、中に入った瞬間に飛んでくる後藤の左ストレートは大きな脅威。そんな一瞬で試合を終わらせる一発を持つ両者の対戦だ。

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