GLADIATOR020 中川皓貴インタビュー 後編

――ただ、MMAであるかぎり組む前に打撃の攻防が存在します。先ほどは打撃戦への恐怖心も出ていましたが……。

「自分から行く――それが作戦ですね。相手に攻めさせずに、自分から攻める。僕の打撃も当たると思うし、それができれば自分が勝ちます」

――さらに今回のチョ・ソンビン戦には、空位となっているグラジエーターのフェザー級王座が賭けられます。

「最初は前王者の原口(央)選手と対戦したかったです。彼はパッとグラジエーターに来てベルトを獲って、パッと返上して――。ただ、僕は1回負けているので(昨年6月に原口が判定勝ち)、再戦して勝ちたかったです。

『自分のほうが強いし、俺のほうがグラジエーターのベルトは似合っているぞ』と見せつけたかった。でも彼がベルトを返上して……自分の中では、『逃げたな』と思っています。それで今回は、韓国人選手か他の日本人選手かというお話を頂いて、自分としては国際戦を選びました」

――『俺のほうがグラジエーターのベルトは似合っている』とは、中川選手の中でグラジエーター愛は強いですか。

「もちろんです。キャリアの序盤からグラジエーターさんに出させてもらって、ずっと経験を積ませてもらっているので。グラジエーター愛というか、自分で勝手にグラジエーターを背負っているつもりでいますよ」

――その原口戦の内容と結果については、今どのように捉えていますか。

「しょうもない試合をしてもうて、皆さんに申し訳なかったです。カッコ良いPVを撮ってもらったりしたのに、メインらしくない試合をしてしまいました。僕たちのジムは、勝つことはもちろんですけど、面白い試合をすることにこだわっています。お客さんに来てもらっているからには、楽しんでもらいたい。応援に来てくれた人を喜ばせたいと考えています。特に今回は相手が韓国人選手で、大阪は自分たちのフィールドですからね」

――相手は日本から韓国、そして北米で戦ってきたチョ・ソンビンです。そのチョ・ソンビンを相手に、どのような試合を見せたいですか。

「まずは自分がやってきたことを全力で出すこと。RIZIN Triggerの時のように、みんなを楽しませた末に勝ちたいです。この相手に勝ったらオイシイじゃないですか。だから勝って、もう1回RIZINに出たいですし、オファーがもらえるなら海外の試合にも出たいです。今PFLに出ている選手に勝ったら、PFLも僕のことを見てくれますかね? そのためにも、どんどん名前を売っていきたいので、宜しくお願いします」

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