GLADIATOR021 前田吉朗インタビュー

――そこです! 前田選手の場合はまさにMMAで、プログレスのフォークスタイル・グラップリングが目指すMMAグラップリングをやってきたと思います。

「そうなんですかね。別に特殊なことじゃなくて、MMAで普通のことじゃないですか。別に僕は引き込まないし。下からエスケープするのは、そんなに得意ではなかったですけど、そもそも下にならないので」

――その部分では、2014年7月に長南亮TRIBE代表がJBJJFの全日本ノーギ選手権で、レアンドロ・ロと対戦した時のことが印象深いです。試合では敗れたものの、長南さんは柔術世界王者であるロがバックを狙うと正対しながら離れ、さらにシングルレッグでロに尻もちを着かせました。試合後、長南さんに聞くと「あれぐらいなら、TRIBEで練習している選手は誰でもできますよ。皆さん、TRIBEに来てください」と仰っていました。

の試合は見てないけど、そういう話は聞きました。自分もその長南さんのところで練習させてもらっていてね。だからMMAグラップリングという意図を考えたら、僕の出場はちょうど良いんじゃないかと思っています。MMAの中で自分が攻勢な展開になっていれば、このグラップリングでもポイントが入るっていうことですもんね」

――まさに、その通りです。

「だったら単純じゃないですか。一応、僕もMMAでトップ選手としてやらせてもらっていましたし。相手も柔術で強いんですよね?」

――江木選手の試合をご覧になったことはありますか。

「コンバット柔術で相手の足を掌底で叩いていた試合(2022年5月、生田誠戦)は見ました。印象っていうのは特にないです。今回は相手がどうこうではないので。『寝技をする人やな』っていうだけやし、1試合観ただけでは強さも分からないですしね」

――柔術では紫帯の時に全日本優勝、茶帯でもアジア選手権で3位入賞し、現在は黒帯です。

「うわっ、強いじゃないですか!」

――加えて、アマチュアMMAを経験しており、プロMMAを戦うことが目標とのことです。それだけMMAの練習もやっています。

「それ何かの記事で読みました。なんで? MMAやればいいのに」

――江木選手は1月もMMAで戦いたかったそうですが、相手が見つからずにグラップリングに出て。今回は2月にFINISHで試合をしたので、6月のグラジでMMAデビュー戦を戦いたいそうです。

「やりたいことは、やっちゃえばいいんです。僕が今回、プログレスの試合に出るようにね」

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