GLADIATOR022 竹本啓哉 インタビュー

――「自分の次に」とハッキリ言うのが竹本選手らしいです(笑)。神田選手とは1勝1敗で、決着戦はベルトを賭けたいと思っていましたか。

「いえ、3戦目があるならタイトルマッチでも、ノンタイトルマッチでも良いと考えていました。ベルトは強い者が巻くものであって、それが神田君と僕の試合に賭けられるなら嬉しい。そういう想いですね」

――それだけの想いを持った神田戦にたどり着くには、まず1回戦のジェイソン・マルガリョ戦をクリアしなければなりません。マルガリョの印象を教えてください。

「相手の戦績や試合は調べてきました。フィニッシュとしてはRNCを極めている試合が多いですけど、対戦相手について調べていくと、それほどグラップリング巧者に極めているというわけではないんですよね。だからグラップリング巧者でなければ極められる力はあって、かつ打撃もちゃんとやっている。

むしろグラップリングよりも打撃のほうが強いですよね。MMAとしては総合点が高く、しかもいろんな項目の平均点が高いなかで、打撃の点数が一番高いという選手だと思います」

――打撃を効かせてグラウンドに持ち込み、極めるというパターンが多いですね。

「相手が嫌倒れしたところを抑え込んで――という感じですね。そこでトップから殴るのではなく、しっかりと抑え込んで極めているイメージがあります。ファーストコンタクトの打撃は注意したいです」

――竹本選手が自分の形で組むために、打撃戦になることは想定していますか。

「打撃戦ですか? いやぁ、僕のパンチとキックは遅いから……」

――どういうことですか?

「アハハハ。別に遅くても当たれば良いので、使うべきところがあれば使います(笑)。もちろん使えるように準備していますし」

――竹本選手の打撃といえば、たとえば笹戦で相手との距離が詰まった時に使うダーティボクシングの印象が強いです。

「隙間産業です。隙間産業で勝っていますから(笑)」

――隙間産業ですか。神田選手も同じことを言っていました。マルガリョのフィジカルについてはいかがでしょうか。

「僕から組みに行っても、そう簡単に倒れないと思います。かといって、全然倒されないっていうわけでもないんですよ。今までの試合でも結構コカされていますし。マルガリョが負けている試合は相手も強かったので、簡単には比較できないです。それでもテイクダウンを取られることはあって、めちゃくちゃフィジカルが強いという印象はないですね。多少強い──ぐらいですかね」

――そのマルガリョを相手に、新しい技でフィニッシュするわけですね。

「それは――いや、『そうですね』だけで留めておきます(笑)。試合では遅いパンチでKOします!」

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