【後編】DEEP 藤田大和 インタビュー

――福田戦を通じて、神龍選手の強さではなくウィークポイントも見えてきたのでしょうか。
「あの試合だと、皆さんスタミナの面が気になると思うんですよ。だから次の王座統一戦ではスタミ
ナ面がどうなっているのかなとは考えますよね」
――対して、藤田選手が前回の伊藤裕樹戦(昨年9月、判定勝ち)から成長しているのは、どんなとこ
ろでしょうか。
「誰と対戦しても組み負けないように、組みと寝技を練習しています。打撃の練習をしていないとい
うことではないんですけど、スクランブルでも負けないスタミナとスピードも身につけてきました」
――藤田選手は以前から組み技を課題としていましたが、Me,Weにはその課題をクリアできる練習仲
間もいたわけですからね。
「いつもスパーリングするのは倉本(一真)先輩、(山北)渓人、TSUNEさんといったメンバーです
ね」
――TSUNE選手は4月29日のパンクラスで、井村塁選手をキッチリと抑え込みました。
「TSUNEさんの沼にハマッたら立てないですよ。抑え込み方、体重の乗せ方が巧いんです。覆いかぶ
さるというか、力を使わずに抑え込むのが巧いんです。そのTSUNEさんがいますし、倉本先輩が2年
ぐらい前からMe,Weに来てくれて、渓人もバックボーンはレスリングですけど柔術のテクニックが凄
くて。あと最近は神部君が来てくれていますから」
――神部君とは、元ライトフライ級KOPの神部建斗選手のことですか。
「そうです。神部君は全てにおいて強いですからね。今は週に何回かコンスタントに来てくれていて

、おかげで練習の質はさらに上がりました。この期間に自分もすごく成長できたと思います」
――なるほど。組みの部分では、どれくらい変わったと思いますか。
「どれくらいだろう……全く変わったんじゃないですかね。今までも組みはやっていましたけど、そ
こまで試合で出していたわけではなくて。でも今回は、その部分を見せることができると思います。
もうグラップラーになったと思っていただいて大丈夫です」
――おぉっ!! ただ、それだけグラップリングの質が上がるなかで打撃面はいかがでしょうか。
「打撃も普段のミットから意識していますし、それも力強く打ち込むだけじゃないんですよ。いつも
どおり練習の感じで出した打撃が当たって、相手が倒れたりすることもあります。力みがなく、倒そ
うと思って出した打撃ではないけど、当たると倒すことができる。そうやって打撃も伸びていると思
うんですよ。それも組みが伸びてきたからじゃないですかね。組みについても自分が待つだけでなく
、積極的に打撃も出すし、組みにも行くので」
――それは非常に楽しみです。最後に、読者の皆さんに試合への意気込みをお願いします。
「待ちに待った王座統一戦です。いろんな想いをぶつけて、しっかりベルトを勝ち取ります」

\今だけ!30ドル無料プレゼント/

BeeBet BeeBet
動画をシェアしよう

関連記事・動画

DEEP

人気ランキング

選手密着動画

MVP

修斗

\今だけ!30ドル無料プレゼント/

BeeBet BeeBet