DEEP111 IMPACT 宇田悠斗選手インタビュー後編

――その打撃の向上を2回戦で見られるよう期待しています。続いて、他の1回戦の試合はご覧になりましたか。

「全試合見ました。全て想像していたとおりの展開と結果でしたね。思っていたのと違うのは――韓国のビョン・ジェウン選手はデカイなって(笑)」

――映像よりも実際に見たほうが大きかったと(笑)。全試合を見ても、ご自身がGPで優勝するという自信に変わりはないですか。

「はい、変わりないです」

――なるほど。抽選会が行われる前に、準々決勝では誰と試合したいとい希望はあったのでしょうか。

「いやぁ、なかったですね。もし誰でも自由に選んでいいよ、と言われていても、誰でも良かったです。トーナメントだから誰が勝ち進んでも、いずれ対戦するじゃないですか。もしかしたら今回のフライ級GPではなくても、どこか他の舞台で。対戦するべき選手は、いつか対戦しますから。だから誰と戦いたいかではなく、目の前にいる相手に勝つ。自分はそう考えています」

――その抽選会で、村元選手が対戦相手に決まりました。村元選手が宇田選手か福田龍彌選手かを選ぶ順番になったにも関わらず、残る安谷屋智弘選手に振って、安谷屋選手が福田選手を選び……。

「アハハハ、俺って余りものかぁ、と思いましたよ(笑)。村元選手は、やりやすい相手だなっていう印象です。1回戦を見て、相性が良いかなと思いました。ああいうタイプは得意なんですよ」

――えっ、そうなのですか。相性が良いポイントとは……。

「それは作戦にも関わるので言えません(苦笑)。村元選手の打撃は少し変則的ですけど、そこだけ対処すれば問題ないと思います」

――変則的な打撃とスクランブルが特徴的で、宇田選手だけでなく誰にとっても、やりづらい相手なのかと思っていました。

「そういうわけでもないですよ。やりづらい選手のタイプは、もっと違いますね」

――それはどういうタイプで……。

「アハハハ、そっちのほうが言えませんよ(笑)。まぁ、それは苦手というより面倒くさいタイプです。でも、どちらにしても最終的には自分がブッ倒しますから。村元選手もそうだし、島袋選手もそうですけど、変則的に攻めて来るタイプの選手には一つ特徴があるんです。その特徴があると、逆に自分のペースに持ち込みやすくなりますね」

――反対に、村元選手は同じスタイルを貫いてくると思いますか。それとも全く違うスタイルで来るでしょうか。

「それは相手も対策して、追求しながら進化してくるとは思いますよ。でもその特徴は、2~3カ月で急に変えられるものじゃないので。結局は似たような試合展開になりますよね。反対に、僕はまだ自分の武器を見せることができていないですから。僕の対策をしようにも、そんなに試合映像もないですよね。前回の試合映像を見ても、あのヒジをどう対応するかっていうぐらいで(笑)。それも、あの体勢で止まらないっていうことしかないし」

――その部分でいえば、村元選手は試合中に止まらないですよね。

「止まらないから、同じような展開にはならないでしょうね。スクランブルで持ち込まれても負けないように。見ているよりも、実際に向かい合った時のほうがスピード感もあると思います。ただ、倒れるようなパンチじゃないし、テイクダウンも倒れるようなほどでもない。自分のほうは必ずフィニッシュする準備を整えているので、圧倒的な実力を見せつけて準決勝に進出します」

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